特性が揃ったコンプリ出力素子を極めて、アンプを作っておりましたが、一般的にＰ型の特性が？で、特に出力容量等（C0）に関しては全く対称ではありません。この金田式完全対称とは、言われる通り、プッシュプル素子、差動素子等に関しては殆ど同特性の完全対称型です。当初回路はやや？でしたが、その後確認、証明されているように不都合もありません。今回これらの素子、回路をよりポピュラーな物で構成、小型、軽量で音の良いアンプになりましたので、同じ形式の物を8台製作してしまいました。室温33℃の環境でも皆、調子良く、繊細で、強力で、綺麗な音で鳴っております。 ケースは総アルミで自作、サイズは260×150×30（箱体のみ）で重量約900g RCA2系統の入力切替え、ＤＣアンプである為、リレー回路のＤＣプロテクタを組込みました。電源はＰＣ用小型アダプターを改造し、2個使用してＤＣ±２３Ｖ－５Ａmax、で大容量平滑コンデンサ付です。 使用素子は出力ＦＥＴのＩＲＦ６４０×２Ｐ、入力ＦＥＴ2ＳＫ２４６×2Ｐ、2ＳＡ１０１５×２Ｐ、２ＳＣ１８１５×２、温度保障用ＰＴＣ×２、6Ｖzener×２とμＰＣ１２３７ＩＣとダイオード×3で、自作基板で製作しました。 スピーカー回路を含めた位相（周波数）補正無しの裸の特性です。ＴＯ－２２０型の小型ヘキサＦＥＴは思いの外、繊細でダイナミックな音です。 机上の小型スピーカーをクリアな音でドライブ出来ました。 アンプの性能、再現性の試験を兼ね、ケースを含めた同じ物を複数作りましたので、一部出品させて頂きます。 年老いた素人が作った多少いびつな小キズ有りの品物です。ＮＣ，ＮＲで、好みの方はよろしくどうぞ。 レターパックでも何とか梱包出来そうです。完全梱包を望まれる方は別途お知らせ下さい。送料ご負担頂きます。(基板及び内部写真は別機器を撮影しました。）