1985年に未来のNBAスターがしのぎを削るNCAA (全米大学体育協会)主催の大学バスケットリーグに際し、各スクールカラーに染めた"ダンク"をデビューさせたナイキ。足首をホールドするアンクルスタビライザーストラップや屈曲運動を促すフレックスノッチを搭載するなど、80年台に確立したばかりのシューズテクノロジーを凝縮した同モデルは、全7足(12校)のカレッジカラーを用いたダンクをデザインした。誕生から35年が経った今では、Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)とOff-White(オフホワイト)を牽引するVirgil Abloh(ヴァージル・アブロー)や、Travis Scott(トラヴィス・スコット)など各業界のファッションアイコンらとのコラボレーションを行なっている。今作は、ブルックリンのスケーターたちが足繁く通うKCDC Brooklyn Skateshop(KCDC ブルックリン スケートショップ)の創業20周年を記念した一足のようだ。リークされた実物画像を確認する限り、色彩異なるピンクのヌバックとスウェードの双方を用いたアッパーに加え、ブラックのスウッシュを落とし込むことで優しい色合いの中にタフな印象を醸し出している。本コラボを象徴するかのように、シュータンラベルやヒールタブにはKCDCロゴがデザインされた。